
スキンタッチで使う3つの道具



★対象
生後1ヶ月から10才くらいまでが目安です。
それ以後は発育の度合いや病状によって大人にやる通常の鍼も加えていきます。
★小児はりで治療効果がある疾患や症状
夜泣き、疳の虫、奇声を発する、イライラ、舌ならしなどのチック症状、小児喘息、食欲不振、腹痛、下痢、便秘、夜尿症、アトピー性皮膚炎など
★小児はりの治療方法
子供は魂が燃え盛っていて大変敏感ですから、治療時間は短くします(5分~10分)。
また実際に鍼を刺すことは少なくして、多くは経絡やツボを軽く摩擦する治療方法です。
決して小児が泣くような治療は致しませんのでご安心ください。
症状が落ち着くまでは週に2~3回以上が望ましいです。
効果は1ヶ月単位でみてください。
きちんとした治療を根気強く行うことが肝要です。
数回の治療や短期間での治療でどうにかなるものではありませんので、その点をご理解ください。
※真剣に治療に向き合えない方や数回程度の治療で効果を求める根気の無い方は、治しようがありませんのでご遠慮ください。
★小児はりの効果って何?
●リラックス効果
経絡を流れる「気血(きけつ)」の循環をよくすることで血流がよくなり全身がリラックスします。
リラックスすれば心や自律神経のバランスも整います。
●ツボの刺激効果
人の身体には360個以上のツボがあり、ひとつひとつが脳や内臓につながっています。
ツボを刺激することで脳や内臓の働きもよくなり、心と身体の発達を助けます。
これらの効果により調子の良い時でも小児はりを定期的にすることで、よく食べるようになり風邪などもひきにくくなりますので発育促進にもつながります。
★スキンタッチ
ご家庭で出来る「スキンタッチ」という健康法をご指導致します。スプーン、歯ブラシ、ドライヤーを使います。この「スキンタッチ」はお子さんの健康管理・健康増進を簡易的に出来るよう「小児はり」をアレンジしたものです。